電話式インターホンでエレベーターを制御しオートロックドアとして利用する

オートロックを設置する際、多くのエントランスではエレベーターホールへ入る手前にオートロックドアとインターホンを設置します。後付けで設置の為にはエントランスにドア新設のスペースが必要ですが、そのスペースの確保が難しくなかなか設置に至っていない、そんなマンションのお悩みはございませんか?
弊社の電話式インターホンには、エレベーターを制御しオートロックドアとして利用するという方法があります。

後付けインターホンによるエレベーターを使用したオートロック

後付けインターホンによるエレベーターを使用したオートロックとは? 弊社インターホンは既築マンションへのオートロックをエントランスの工事のみで設置することができま…

マンション用電話式インターホン・オートロックドア・エレベーターの連動

操作方法は弊社インターホンの通常操作と同じです。来訪者が部屋番号を押すと登録した電話番号へダイヤルし、居住者が電話で解錠操作(*ボタンを押す)をするとエレベーターが1階で止まり扉が開きます。
また居住者が入館する場合も同様に、カードキーまたはタグキーをかざすことでエレベーターが1階で止まり扉が開きます。
上階からのエレベーター乗り降りは今まで通りのボタン操作でご利用いただけますが、1階では解錠操作が無い限りエレベーターの「▲(上)」ボタンを押しても扉が開くことはありません。これにより入館者を制限することができます。

電話式インターホンを設置し、オートロックドア・エレベーターと連動させます。平常は外側からノブを回しても開かず、エレベーターの呼出ボタンを押しても動くことはありません。

居住者は専用のカードキーまたはタグキーをインターホンへかざして解錠します。
訪問者はインターホンで部屋番号を押して訪問先を呼出し、通話中に訪問先が「*」を押すと解錠します。

電話式インターホンが解錠信号を感知して、オートロックドアの電気錠を解錠します。同時にエレベーターを1階まで呼出します。一定時間操作がないと、自動で鍵が閉まります。

エレベーターをオートロックドアの代わりにすることで、新たに大掛かりなオートロックドアの設置をすることなく、工事費用を抑えたインターホンの設置が可能です。
また電話式インターホンでは近接した複数のオートロックドアも制御することができます。例えばエントランスと共有スペースやゴミ置き場・階段などを繋ぐ扉に電気錠を設置すれば、解錠操作一つでオートロックドア解錠とエレベーター呼出を同時に行うことができます。

インターホンで複数のオートロックドアを個別制御

前述の通り、電話式インターホンでは近接した複数のオートロックドアを制御することができます。一度の解錠操作で複数の扉を全て解錠することも可能ですが、カードキー・タグキーによって解錠する扉を限定することも可能です。
入館に必要なカード・タグにはそれぞれ個別の識別番号があります。電話式インターホンではその識別番号を読み取り、カードキー・タグキー所持者の部屋番号によって各扉の入室を制限管理することができるのです。
また来訪者の解錠も、呼び出された部屋番号により設定されている扉のみを解錠することができます。オーナー様や管理・清掃スタッフの為のカードキー・タグキーだけ全ての扉を解錠可能にすることもできます。

電話式インターホンは近接した複数のオートロックドアを個別に制御管理することができます。
入居者によって入口が 異なる場合等に活用できます

電話式インターホンに部屋番号とカードキー・タグキーの各入口ごとの解錠可・不可の設定登録をします。清掃スタッフ管理人などのキーは全て解錠可などの設定もできます。

入居者はカードキーまたはタグキーを電話式インターホンへかざすだけで解錠できます。その際解錠されるのは設定された入口のオートロックのみです。設定されていない入口は反応しません。

来訪者の呼出しで電話から解錠操作をした場合も、呼出された部屋番号に設定された入口のオートロックが解錠がされます。

セキュリティアップで物件評価もアップ

弊社の電話式インターホンは様々なマンションやオフィスビルに合わせてご活用いただけます。
オートロックドア付きのインターホン設置が難しい建物でも、ぜひお気軽にご相談ください。

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